展示スケジュール

平成24年度 棟方志功記念館 展示予定

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【春の展示】棟方板画館・棟方志功記念館合併記念特別展Ⅲ詩歌を詠う
会期 3月13日(火)~6月10日(日)

多くの文人たちと交友のあった棟方志功は彼らの作品を愛し板画に制作しました。詩歌のもつ情景を描くだけでなく文字そのものも自由に彫り込み、作家の歌集や句集による連作板画も数多く手がけました。「美しさをそのまま、その力を板画の大きな命の中に入ってもらって、わたくしの板画のあり方の中で遊んでいただきたい」との思いで制作したといいます。棟方が慕い続けた文芸評論家・保田與重郎の短歌による《炫火頌》や、草野心平の詩「富士山」を題材にした《富嶽頌》など、棟方の描いた様々な詩歌の世界を紹介します。

流離抄より澄愁の柵
▲ 流離抄より澄愁の柵|昭和28年
【夏の展示】棟方板画館・棟方志功記念館合併記念特別展Ⅳ旅と風景
会期 6月12日(火)~9月9日(日)

各地を旅した棟方は心惹かれた旅先の風景を写生し作品を制作しました。また、懐かしい故郷の風景も繰り返し作品に描いています。歌川広重の東海道五十三次に発想を得て独自の視点で東海道を描いた板画《追開東海道棟方板画妙黛屏風》ほか、倭画《八甲田連山図》、油絵《日立海太平洋図》など風景図を中心に展示します。

八甲田連山図
▲ 八甲田連山図|昭和48年
【秋の展示】棟方の祈り
会期 9月11日(火)~12月16日(日)

棟方は神仏をテーマに多くの作品を制作しましたが、そこに込められているのは無心の祈りでした。棟方は日常のあらゆるものに対してごく自然に手を合わせて拝んだといいます。自分の宗教心は幼い頃より日々の生活の中で自然に培われたものであり、「身から出ているもの、身から湧くもの、そういう事が、宗教だと思います。」と述べています。板画《追開心経頌》ほか、作品にこめられた棟方の祈りの心を紹介します。

追開心経頌より自在の柵
▲ 追開心経頌より自在の柵|昭和32年
【冬の展示】大世界へ
12月18日(火)~平成25年3月17日(日)

棟方は板壁画とよばれる大型の板画を数多く手がけました。なかでも最大の板画が《大世界の柵》です。《坤-人類から神々へ》、《乾-神々より人類へ》の2点からなるこの作品は合わせて幅約26mにも及びます。生命誕生への礼讃を表した壮大な世界を紹介します。そのほか、ヴィーナス誕生をモチーフに描いた《貝族の柵》など、生命力あふれる作品を紹介します。

貝族の柵
▲ 貝族の柵|昭和38年
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